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職場で性別を理由に仕事を決めつけられるあなたへ No.2

職場で性別を理由に仕事を決めつけられるあなたへ No.2
職場で性別を理由に仕事を決めつけられるあなたへ No.2

「また頼まれたら、断れずに引き受けてしまいそう…」

「女性だから気が利くでしょう」「男性ならこれくらい平気でしょう」。そう言われて仕事を頼まれると、嫌だと思っても、つい「はい」と答えてしまいます。

今すぐ相手の考え方を変えようとすると、疲れてしまいます。今日は、返事を少し待ってもらうことや、難しい作業を手伝ってもらうことから考えていきましょう。

今回は、頼まれたときのひと言、作業中の短いお願い、帰宅後に誰かに聞いてもらう伝え方を紹介します。全部を試す必要はありません。今日の場面に合うものを一つ選んでください。

頼まれたその場で返事を急がないためのひと言

「これ、女性のあなたにお願いね」と言われたとき、すぐに断るのは難しいものです。まず用意しておくのは、反論ではなく、返事を少し待ってもらう言葉です。

例えば、別の仕事をしている途中なら、「今の作業を確認してから、お返事します」と伝えてみてください。引き受けるかどうかを、その場で決めずにおくためのひと言です。

🔑 ワンポイント
「少し確認させてください」。まずはこのひと言だけで十分です。性別についての反論まで、一度に伝えようとしなくて構いません。

待ってもらったら、今の作業がいつ終わるか、頼まれた仕事にどの程度時間がかかるかを確かめます。何となく大丈夫と答える前に、自分の予定を一度見る時間を取ってください。

引き受けるなら、「今の作業が終わる三時からなら取りかかれます」と答えます。間に合わなければ、「今日は締め切りの作業があり、対応は難しいです」と、実際の仕事の状況を短く伝える形にしましょう。

引き受けた仕事で無理をしないための短いお願い

引き受けた後に、一人では難しいと気づくこともあります。「男性なんだから」と言われて持ち始めた荷物が、予想以上に重かった場面を考えてみましょう。

そんなときは、無理に運び続けず、安全に荷物を置いて手伝いを頼んでください。「この箱は一人では持てないので、一緒に運んでもらえますか」と伝えます。

「誰かお願いします」だけでは、周りが自分へのお願いだと気づかないこともあります。頼める人が近くにいるなら、名前を呼んでから、してほしい作業を一つ伝えてみてください。

🌈 ちょっと一息
引き受けた後でも、「一人では難しい」と伝えて構いません。無理に持ち上げて、できることを証明する必要はありません。

お茶出しを引き受けたものの、会議資料の準備と重なって困ったときも同じです。「資料を配っているので、カップを並べるところをお願いします」と、作業の一部を頼んでみましょう。

断られたり、頼める人がいなかったりしたら、依頼した相手に「一人ではここまでしかできません」と伝えます。今日は担当全体の話し合いまで進めず、今の作業を一人で抱え込まないことに絞りましょう。

帰宅後も悔しさが残るときの「少し聞いて」の伝え方

帰宅してから、「どうして私ばかり」と怒りが込み上げることもあります。誰かに聞いてほしくても、出来事を最初から説明するのは疲れます。

話す相手は、普段から話を途中で決めつけずに聞いてくれる人を一人選んでください。職場の人に限らず、友人や家族など、話しやすい相手で構いません。

最初の連絡は、「今日、仕事で嫌なことがあって、5分くらい聞いてもらえる?」と短く送ります。電話をする前に、今話せるかを聞いておきましょう。

🌈 ちょっと一息
話すと決めても、職場での出来事を全部説明しなくて大丈夫です。今日いちばん嫌だったひと言だけでも十分です。

相手が聞けると答えたら、「今日は解決策より、話を聞いてほしい」と先に伝えてみてください。そのうえで、「女性だからと言われて、また私だけがお茶出しを頼まれた。自分の仕事もあったから腹が立った」と、一場面を話します。

もし「それくらい普通だよ」と返されて、余計につらくなったら、「今日はこれ以上話すのはやめておくね」と区切ってください。分かってもらうために、疲れたまま説明を続けなくて構いません。

まとめ:性別で仕事を決められた日の負担を減らす小さな一歩

今日は、相手への反論を準備するより先に、その場で使う短い言葉を考えました。返事を待ってもらう、作業を手伝ってもらう、帰宅後に聞いてもらうという三つです。

この記事のポイント

  • 返事を急がない ⇒ 確認する時間をもらう
  • 無理な作業 ⇒ 必要な手助けを短く頼む
  • 帰宅後の悔しさ ⇒ 一場面を聞いてもらう

担当の見直しを求める話し合いは、次のNo.3で扱います。今日は、目の前の仕事で困ったときの言葉を一つ用意するところまでにしましょう。

次に同じように頼まれたら、「少し確認させてください」。頼まれた瞬間に「はい」と答えず、自分の仕事や体の負担を確かめる時間を取ってください。

→ 心のケア編:職場で性別を理由に仕事を決めつけられるあなたへ No.1

→ 根本解決編:職場で性別を理由に仕事を決めつけられるあなたへ No.3

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