有給休暇を申し出るたびに責められるあなたへ No.1

「休みたいだけなのに、言い出すのが怖い……。」
休みの希望日を伝えようとして、何度も上司の席を見てしまう。忙しそうな顔を見ると、今日も声をかけるのを諦めてしまいます。
今回は、休みを申し出る怖さや、休めても気持ちが晴れないつらさを考えます。言い返せなかった気持ちも、ここに置いてください。
休みの相談が責められる時間になるつらさ
「来月、この日に休みたいです」と伝えただけなのに、「この忙しいときに?」と返される。希望日を相談したかっただけなのに、仕事への姿勢まで問われたようで、次の言葉が出なくなります。
周りにも聞こえる声で「みんな大変なんだけど」と言われれば、自分だけがわがままを言っている気分になるでしょう。早く話を終わらせたいと「すみません」が先に出ることもあります。
🌈 ちょっと一息
謝ったのは、これ以上責められたくなくて、話を終えたかったからかもしれません。
それからは、上司の機嫌がよさそうな時間を探すようになる。相談を延ばすほど希望日は近づき、今度はもっと早く言えばよかったと自分を責める。休みのことが一日の気がかりになります。
理由を話すほど軽く扱われる自分の予定
理由を聞かれ、家族との外出だと答えると「それなら別の日でもいいでしょ」と返される。自分には大切な約束でも、相手に急ぎではないと判断されると、それ以上説明しづらくなります。
前から予約を取っていたと話しても、「仕事が先じゃないの」と言われる。分かってほしくて話したことが、断る理由に使われる悔しさが残り、次はどこまで話せばよいのか分からなくなります。
🌈 ちょっと一息
家で過ごしたい日もあります。人に話して立派に聞こえる理由ばかりが、暮らしを支えているわけではありません。
何も予定がない日なら、なおさら言えない。「家にいるだけなら働けるでしょ」と言われそうで、休みたいという希望を口にする前に引っ込めてしまう。仕事から離れて過ごす一日を望むことにまで、後ろめたさがついてきます。
休む前から消えない同僚への後ろめたさ
休みが決まっても、「あなたの分は誰かがやるんだからね」と念を押される。休めるうれしさより申し訳なさが先に立ち、同僚への声のかけ方まで考えてしまいます。
引き継ぎを終えても足りない気がして、普段なら翌日に回す仕事まで片づけようとする。休む分を先に取り戻さなくてはと残業を増やせば、休日を迎える前に疲れ切ってしまいます。
🌈 ちょっと一息
同僚の負担が気になるのは、一緒に働いてきたからこそでしょう。その気遣いと、休みを楽しみにする気持ちは、一緒にあっても構いません。
休みの当日にも、「今ごろ忙しいかな」と職場の様子を思い浮かべる。楽しく過ごしていても、自分だけ楽しんでいていいのかという考えが割り込み、目の前の時間に気持ちが戻りにくくなります。
まとめ:休みたい気持ちまで責めないために
休みを申し出る怖さには、これまで返されてきた言葉が重なっています。休暇中まで職場を思い出すなら、気持ちの上ではなかなか仕事から離れられません。
この記事のポイント
- 休みの相談 ⇒ 責められた記憶が次の怖さに
- 予定の説明 ⇒ 軽く扱われるほど話しづらくなる
- 休む後ろめたさ ⇒ 休暇の前後にも負担が残る
今日は、次の申し出方まで決めなくて構いません。No.2では、休暇の申請前後の負担を少し軽くする、小さな一歩を考えます。
楽しみにしていた日に休みたい。その気持ちまで、わがままだと責めなくて大丈夫です。うまく説明できなかった日にも、あなたの大切な予定は、大切なままです。
→ 小さな一歩:『有給休暇を申し出るたびに責められるあなたへ No.2』へ
→ 根本解決編:『有給休暇を申し出るたびに責められるあなたへ No.3』へ

